●腰痛について
当院の腰痛対策
当院ご利用にあたって
腰痛について
そして御来院頂く中で、肩こり 次いで多いのが腰痛と坐骨神経痛です。 人間が2本足歩行することにより首や肩と腰や股関節に負担がかかるのは宿命とも言えるかもしれません。 そして腰痛ほど様々な原因から様々な症状を引き起こす疾患は他にないかもしれません。 軽い違和感のあるものから始まり、ひどくなると時に日常生活や社会生活まで脅かすほどの、つらい症状になる事があります。 全ての腰痛が鍼灸マッサージ治療の対象になるわけではありません。 しかし身体の状態をより深く理解し、カウンセリングし過去の経験と照らし合わすことにより効果的な施術を行っています。 |
- 身体を前や後ろに倒すと腰が痛い
- 腰が重いような、腰が張って凝り感が取れない
- 長い時間座っていると腰やお尻のあたりが痛くなる
- 腰の違和感がつよくなるとぎっくり腰を起こすことがある
- 痛み止めや湿布も効果がない
こんなつらい症状・・・わかってもらいたい
腰痛の原因は様々
さまざまな要因からなる腰痛ははっきりとした一つの原因である事は少なく多くの要素が重なり合って腰痛という症状を発症します。 考えられる原因をいくつかあげてみましょう。 長時間の同じ姿勢 歩いているより、その場に立ち続けた方が足や腰が辛くなるのは、どなたでも経験があると思います。筋肉は動かす事により伸び縮みしています。まっすく同じ姿勢で立ち続ければ腰の筋肉は常に縮み続け休むことはできません。また、座り続けてると背中や首から腰に掛けて緊張することに加え姿勢の影響も出始めます。 姿勢の影響 本来人間の身体は横からみてS字に湾曲しています。腰の骨の湾曲は横から見てお腹側に少し緩いカーブを描いています。この前に少し湾曲しているのがとても重要でこの湾曲のカーブは腰から上の荷重を骨盤から足の方に逃がします。椅子に座ったり、ソファーに腰掛けたり、車の運転などの時に腰のカーブを後ろにするような(浅く腰掛ける姿勢)姿勢を取る事により上半身の荷重を腰や仙骨辺りに受け痛みの原因ともなります。姿勢を意識せず不用意に動いたときにも原因になります。 筋肉の疲労 同じ姿勢を取り続けなくても同じ動作を繰り返し起こすことにより筋肉が疲労し腰痛になる事もあります。スポーツや肉体労働や不慣れな作業で腰痛が引き起こされます。また下半身の筋肉の凝りや低下も影響してきます。 骨格の異常 側弯症など成長期に発症すると同時に筋肉等もアンバランスに成長してしまい腰痛や背部痛など引き起こしたり、腰椎分離症なども要因となることもあります。 年齢によるもの 年齢とともに筋肉などの柔軟性が低下したり腰や脊椎の変形が出現することにより腰の動きが制限され痛みが生じます。 冷え 気温が下がったり、エアコンなどで身体が冷えると血液の循環が悪くなり凝りや痛みの元となります。 体重増加 妊娠や体重増加になると、お腹が前に出で身体の重心が前方になり腰の湾曲が強くります。また腹圧が下がる事により痛みがでます。多くは体重の減少で改善します。 運動不足 運動不足により腰だけでなく体の柔軟性や血流不全は全身の機能を低下させます。運動不足による全身の機能低下のひとつとしてもあげられます。 ストレス 緊張したり嫌なことがあるとお腹が痛くなることがあるように、精神的なストレスにより肩こりや腰痛も発症すると言われています。 内臓からの関連痛 生理痛など婦人科疾患などからの腰の鈍痛 尿路結石の片側の疝痛など内臓からの関連痛は多岐に渡ります。 脊椎周辺の病変 椎間板ヘルニア 脊椎間狭窄症 外傷による脊椎の骨折 圧迫骨折 脊椎カリエス 化膿性脊椎炎 脊椎腫瘍など脊椎周辺の組織的変化によりも発症します。
以上のように内臓からの関連痛や脊椎の病変を除いては 腰痛の原因は一つの事は少なく あらゆる要素が重なり合って発症します。
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あなたはどのタイプでしょうか?
腰痛の原因も様々のように症状も様々です。 改善への道のアプローチには原因を探るのも大切です。それに加えて症状を把握することにより理解することで改善への道が開きます。
腰の動きが制限される 前かがみや身体を後ろに反らす時など一定方向の痛みがあり腰の動きが制限されるタイプで腰の痛む場所もはっきりしていることが多くなります。 身体の動き始めに痛む 長い時間座っていた後などに立ち上がろうとすると腰が伸びないような感じがしたり、朝起きると起き上がるのも苦痛になるほど痛むタイプで痛む場所は腰全体で腰の深い場所が緊張していることが多くあります。 立っていると痛む 立ち仕事や通勤などで長い時間立っていると腰が痛み始めるタイプで、腰掛けたりすると痛みが引くことがあります。腰や足の筋肉の疲れやハイヒールなどの靴の問題を始め腹圧の関連など考えられます。時に坐骨神経痛を併発することもあります。痛む場所は腰全体の時もあれば坐骨神経痛を併発する場合は片側にでることもあり一定していません。 座っていると痛む腰痛 床に座るような体育座りのような姿勢では骨盤の付近仙骨辺りが痛みます。デスクワークでは腰全体が張ってくることもあればお尻全体や背中が圧迫されて凝る感じのときもあります。また長い時間車の運転でも腰全体が凝って痛みが出て車から降りると腰が伸びないような感じにもなります。 寝ている時に痛む 風邪や病気で数日間以上寝ていると腰の循環が悪くなり耐え難い腰痛になります。 足の痛みやしびれを伴う 椎間板ヘルニア、脊椎間狭窄症など腰と足に痛む場合とそれ以外の坐骨神経痛とともに腰が痛む場合もあります。 お腹や股関節の前が痛くなる 症状がひどくなると腰が伸ばせないなどの身体を前かがみの状態が続き身体の前側の筋肉などに負担がかかることがあります。その結果股関節や鼠蹊部、時にはお腹の腹筋に違和感を感じることもあります。 腰だけでなく全身が凝っている 身体の動きも制限されず日常生活もなんとか過ごせますが、とにかく全身凝って、肩こり背中、腰全体やお尻や足全体の凝りや疲労に悩まされる事もあります。 片側だけの腰痛 腰全体が痛む場合もあれば片側だけ極端に痛む場合もあります。片側だけ痛む場合原因も様々ですが比較的改善へのアプローチはしやすくなります。 じっとしても痛む 多くの腰痛は動かなれば痛みはありませんが急性のぎっくり腰などは動かなくても痛くてだるかったり、慢性的な腰痛でも痛くてだるい場合もあります。生理痛や婦人科疾患の場合骨盤周辺がじっとしても痛みが出ます。内臓や悪性腫瘍からの痛みの事もありますので、じっとしても腰が痛む場合は医療機関の受診が必要となることもあります。 歩くと痛む 一定距離を歩くと腰や足に痛みがでる腰痛や坐骨神経痛が出る事があります。歩くことで脊椎が圧迫される脊椎間狭窄症が考えられ腰掛けたりすると脊椎の圧迫が取れ痛みが消えたりすることもあります。脊椎間狭窄症ではなくても足や腰の筋肉の疲れから腰に痛みが出る場合もあります。 朝起きると痛む 朝起きた時に一番腰が痛む腰痛は、日中動いている時は比較的痛みは少なく、寝ている間に筋肉や関節が固くなり、起き掛けが一番痛みが出るこにより顔を洗う、歯を磨くなどが辛くなります。ベットなどの寝具の影響も少なくありません。腰の筋肉や関節の深い部分が緊張するためと考えられます。腰痛タイプの中でも治りにくいタイプかもしれません。ぎっくり腰など改善してきても朝起きた時に痛むことがありますが日頃の慢性的な腰痛がなければ少しずつ改善します。 夕方や夜痛む 筋肉や身体の疲れから腰に疲労がたまり夕方から夜にかけて腰が重くなったり痛みが出ますが、休んだり一晩寝ると比較的腰の違和感は取れるタイプは朝起きた時に痛む異なるタイプで筋肉の低下や柔軟性が関連してきます。運動やセルフストレッチである程度改善が見込めます。 スポーツで痛む 一定の動きが繰り返しやすいスポーツでは、その動作だけ痛む事がありますゴルフのスウィングや野球の投、打動作など。瞬間的なインパクトの動作のスポーツではウェイトリフティング、柔道などの投動作、ラグビーのスクラム。初期の頃や軽い痛みの場合スポーツ時のみ痛みがでます。 お風呂や温めると楽になる お風呂や温めると楽になる腰痛は腰の冷えや筋肉の凝りが慢性的になっていることが多くマッサージなども気持ちよく楽になるはずです。多くの慢性腰痛はこのタイプです。 くしゃみや咳で痛みが出る くしゃみや咳など腹圧が急激にかかると腰の筋肉が緊張して痛みがでることがあります。ぎっくり腰などがこのパターンになります。」 季節や気温や気圧に影響される 寒い季節や冷えると痛みだす。気圧の変動や雨が降ると再発することも珍しくありません。 急にいたむぎっくり腰 前ぶれもなく痛みだすぎっくり腰は痛みの程度の差があります。軽い痛みである一定方向の動きが制限されるタイプから寝た状態から起き上がることもできない位のタイプまで、共通することは慢性的な腰痛と違い、少しずつ改善するということです。 代表的な分類でも上記のようにいくつかあり、 1つのタイプだけでなく、 いくつか合わさるタイプもあります。
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病院などで行われる治療では
1 痛み止め等の内服薬 痛み止めは主に消炎鎮痛薬ですが筋肉の凝りや循環障害のタイプは、炎症性のものではないので炎症を抑えるお薬で効果出ずらいのはこのためです。反対に急性のぎっくり腰や電撃的な痛みがあるタイプは内服が効果がありますが、壊れた組織はそのままの状態で痛みだけ抑えると組織の破壊が進み進行する可能性があります。痛み止めを内服する場合なるべく安静にしたほうが回復は早くなります。 2 牽引 前述のように様々なタイプがあり牽引が効果的な腰痛はそれほど多くはありません。 3 装具療法 コルセットなどで腰部を固定する方法は急性期の腰痛や痛みの強い腰痛は身体の動きを制限するので効果的です。ぎっくり腰やひどい腰痛のときは以外はコルセットの種類や細かな指導が必要ですが医療機関では細かくは指導していません。当院ではタイプによりコルセットの必要性の有無、種類、つけるタイミングを細かくアドバイスさせていただいております。 4ブロック療法 硬膜外ブロックなど脊椎そのものに麻酔をかける療法は効果が高い場合もあり、お尻付近に打つ局所ブロックも時に麻酔作用により痛みも消失する場合もあります。血流改善を目的としてないので効果が一時的な場合があります。 5温熱療法 多くの腰痛は血流障害を伴っていますので温熱療法により血流を良くするには効果的です。しかし一般的な病院での物理療法は表面的に温めるだけで深部まで熱を通し血流を良くするという概念がありません。また物理療法の時間も10~15分程度と極端に短く血流を良くするという目的から大きく外れています。
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ご自身で出来る事
ストレッチ 多くの原因として腰回りだけでなく首から足まで全身の影響を受けています。腰痛になると股関節の柔軟性が著しく制限されたり、足首の動きを作るだけで改善することがあります。ご自身のあったストレッチを見つけるには、痛みのない範囲で身体を動かし柔軟性をチェックします。動きの悪い方向に動かしたとき、筋肉が突っ張る感じがするならば、その筋肉のストレッチを行うのが最も簡単な方法です。
運動 体操を始め水泳、ウォーキングなどは効果的な運動は沢山ありますが、ご自身のタイプをしっかり理解していれば、腰痛に運動は効果的です。
同じ姿勢をさける デスクワークや車の運転などで長時間座る動作は腰を長時間圧迫し血流を悪くします。一定時間ごとに休息をとり圧迫を避けてください。長時間の立ちっぱなしも同様に足や腰の筋肉の緊張を作る事になり回復を遅くすることになりますので一定時間ごとに座ったり歩くことにより緊張を取る事ができます。
温める 急性期のぎっくり腰などを除き、慢性的な腰痛は筋肉の凝りが大きな要因です。この凝りは血液循環不全からから引き起こされます。そして血液循環不全の元は冷えです。冷えて腰が痛む事は珍しくありません。いつの時代でも温熱療法は広く行われいます。温泉の湯治を始め腰を温める事は冷えを解消するだけでなく精神的なストレスも解消します。急性期を除き温める事は効果的です。 コルセット 多くのタイプのコルセットが販売され選ぶのには悩むところです。大きなコルセットは激しい腰痛の時は効果的ですが、長期間しようすると腹圧などが落ちて弊害が出る場合もあります。肉体労働や腰を動かす時だけ使う簡易的なコルセットが合う事もあります。ゴムでできた骨盤ベルトは仙腸関節付近が痛むとき使用すると良いでしょう。
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当院の腰痛改善のメニューとは? |
あなたの腰痛を理解します。
前述のようにいくつかの原因が重なり合い、様々なタイプに分けられます。 徹底したカウンセリングと動作分析により身体の状態を理解します。 カウンセリングでは日常生活の問題点、痛みの程度、痛みの出現時期、痛みの出現期間、痛みの時間帯、お仕事や生活の程度、既往歴など詳しくお聞きします。 動作分析では動作による痛みの出現、身体の動き方の、筋肉等のアンバランス、柔軟性を把握します。 カウンセリングと動作分析で痛めているポイントを理解し、その痛みのポイントに関連している身体のあらゆる部位を想定し、その方の特性を掴み、痛みと痛みに関連するポイントにフォーカスし治療を開始します。
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温灸 お灸の効果
ちょっと熱いけどすごく効く 全身には腰の痛みや腰の動きに関連するツボや経絡が多数存在します。このツボに対しては小さなお灸が最も効果的です。たった一つのツボにお灸をするだけで腰痛の腰動きか大きく改善することは珍しくありません。あまり知られてませんが小さなお灸はとても即効性のある治療法です。 身体の芯まであたた丸 慢性的な腰痛は筋肉の凝りや痛みを改善するために温熱療法は一般的です。当治療室の温灸療法は熱を身体の芯まで揉みこむことのできる、もみこみ温灸「あたた丸」を多用します。これにより一般的な温熱療法より腰の芯まで熱を通し冷えを取り血流を改善します。身体を芯まで温め指圧マッサージの効果を更に高める予備的な処置とも言えます。もみこみ温灸は当治療室のオリジナルで多くの方に喜ばれています。 |
指圧 マッサージの効果
揉んでるだけのマッサージではありません マッサージというと慰安的なイメージかもしれません。しかしマッサージも腰痛に関連するポイントにマッサージ理論に基づいて行うと大変効果があります。正規のマッサージは安全で心地よい刺激を与えることが出来ます。当治療室ではマッサージはスポーツマッサージに始まりリンパマッサージ、オイルマッサージなど腰痛タイプに応じたマッサージを行い筋肉を緩めることにより腰痛が大きく改善します。 深い凝りを探る本格指圧 腰や足には多くの腰痛に関する凝りが生じます。これらは心地よい程度の指圧の刺激で探り当てることが出来ます。指圧の効果は診断即治療です。
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腰痛改善のゴールへ!
腰痛改善へのゴールは3つの事が必要です 1.ご自身の腰痛への理解と正しい知識 2.適切な治療 3 日常生活の改善 当治療室では腰痛へのトータルサポートを行い 腰痛改善のお手伝いをします。 腰の事など気にしない生活を取り戻しませんか?
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