つらい生理痛ともみこみ温灸 |
つらい症状をもたらす生理痛。 体を温めて血流を良くするということが 症状の緩和に役立つと言われています。 東洋医学では気の巡りを良くし血流の流れを整え水分を調整していきます。 もみこみ温灸 「あたた丸」は熱を込めて熱を動かすことにより 気の巡り、血流、水分を調整していき、一般的な施術方法より 心地よい身体の温かさをより体感できます。 もみこみ温灸は生理痛と、 とても相性のよい施術方法です。
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生理痛は身体を温める |
日常生活に差し障りの出るような月経困難症(子宮筋腫 子宮内膜症等)の器質的疾患を除いたものを
機能的症状といい大半の生理痛の症状で悩まれている方は機能的症状と言われています。
もみこみ温灸では機能的症状でお悩みの方が対象となります。
よく言われるようにエストロゲンとプロゲストロンの影響により
様々な痛や不快感が生じます。
これらの原因は多くは冷えからと言われ血流を良くし身体を芯から温めることが
症状の改善に役立ちます。
生理痛はお腹の冷えからとる |
お腹の冷えを取る
もみこみ温灸では様々な症状に合わせて施術していますが原則的にはお腹を中心に温めていきます。
生理痛ではほとんどの方が下腹部に不快感が出がでたり吐き気、下痢など辛い症状の改善のためお腹から温めていきます。
下腹部には生理痛に効果があるとされるツボがお臍の垂直線上に 気海 関元 中極 そして中極の両サイドに帰来というツボが
集結しています。
一般的な鍼灸治療ではこのツボに温灸をしていきますが温かみを感じる時間は3~4分のため身体の芯部まで熱を込める事はできませんが
もみこみ温灸ではお腹のツボ全体を万遍なく20分以上じっくりと温めてます。
全身の血流を良くし身体を温めるには生きていくために一番必要な内臓が集結しているお腹を温めないと全身には血流は回りません。
この20分というのは経験上から得られたもので局所的なツボを短い時間に温灸をしても痛みの鎮痛効果は多少あるものの
血流を良くし全身を温める効果は期待できません。
温かさを深部まで到達させるには |
生理痛に関わらずもみこみ温灸では熱を表面から少しずつもみこんでいきます。
温灸の仕方も2種類の温灸方法を使います。
身体の表面から少しずつ優しく熱を込めるようにしっかりと温めていくことにより、
より深部まで熱が到達し身体の芯が温まる事を感じる事ができます。
腰の冷えをとる
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生理痛では腰痛も腹痛に続いてつらい症状の一つです。
一般的な腰痛では身体を動かさなれば痛みが出る事は少ないことから、ほとんどが筋肉の問題であることが想像できます。
しかし生理痛からくる腰痛はじっとしても腰の中からくる痛みでえぐりこまれるような身体の芯から痛みやだるさを訴えられます。
仙骨付近に痛みを訴えられることが多いのはホルモンの影響で骨盤が開きやすくなるせいと言われてます。
男性の骨盤は楔形(くさびがた)になって仙骨と骨盤がしっかり固定され動きは少ないですが、
女性の骨盤は仙骨と骨盤(腸骨)が隣り合うように接合され動きやすくなっています。このために仙骨付近が影響を受けやすいのかもしれません。
もみこみ温灸では仙骨や腰を温めていきますが、腰や仙骨は身体の中で熱が込めづらい場所です。
お腹を温めるように2通りの温灸法で温めいきますが腰や仙骨はお腹より、さらに時間をかけて熱込めていきます。
腰や仙骨を芯から温めるには30分は必要な時間になります。十分に余熱された腰や仙骨にさらに熱をもみこむことにより
その場で腰や仙骨に痛みや不快感が消えていくことは珍しくありません。
ふくらはぎのむくみや凝りをとる
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立ち仕事や足を多く使ったわけでもなく、生理前よりふくらはぎの凝りだるさムクミの症状もあります。
黄体ホルモンの影響で身体の中の栄養を蓄える働きにより水分も貯めやすくなると言われてます。
ふくらはぎはムクミやだるさが表れやすい場所です。ふくらはぎの冷えを取らないと足先が温まる事はなく全身の血流はふくらはぎで止まってしまうせいで
むくみやすいのかもしれません。
ふくらはぎのだるさやむくみを取るには温めながら軽く圧迫することにより熱が浸透し血流が通ります。